店長です
今日、12月8日は地区内の行事、「亥の子」読みは(いのこ)がありました。
小学生以下の子供達が「でんぶら」と呼ばれる物(約50cm)を
地面にたたきつけながら、一軒一軒を回る行事です。
約50軒のお宅を回り、ねぎらいにお小遣いが貰えます。
私が子供の頃は、お小遣いをもらうのが、年に一度の楽しみでした。
「でんぶら」は昔から家族が藁(わら)を編んで作り、子供に持たせます。
しっかりした物を作らないと最後まで形が持ちません。結構、難しいんですヨ。
近所の長老の解説では、
「田畑の豊作を祝いに来た(山の神様)に感謝をし、山へ帰って頂く際の
お見送りの儀式」らしいです。
全国的に、亥の子はあるのですが、当地は一風変わっているようです。
娘が小さい頃、テレビ番組「真珠の小箱」の取材もありました。
♪亥の子の晩に、餅のつかん家は、箸の家立てて、馬のクソで壁塗って
ここの嫁さんいつもらう。 3月3日の朝もらう。
イワシ3匹、酒5合 新米わらで祝おてやろ。
ペッタンコ ペッタンコ もひとつおまけにペッタンコ♪
歌詞が意味不明。
語り伝えられているうちに、色々変化したのでしょうね。
実際私の子供の頃と少し違った歌詞の部分が一部あります
みんな大声で「でんぶら」を振り回して、頑張ってくれました。
少子化の影響で寂しい限りでが、ずーっと残って欲しい大昔から伝承されている神事です。
追記
収穫してきました。
野の神様、山の神様に感謝、感謝